A,インビザライン矯正のシートについて

インビザライン矯正のシート「スマートトラック」は

①表層は柔らかく水に溶けにくい

②中は固いが水に溶けます

 

インビザラインのシートの構成(再)

①1/9の表層は柔らかく水に溶けにくい

②7/9の中は固いが水に溶けます

なぜこんなこんな構成になっているのでしょうか?

反対にホワイトライン矯正のシートZenduraは

③表層は固く水に溶ける

④中は柔らかく水に溶けない

赤外線スペクトラムを調べると同じ物質を互い違いに使用しています!これはなぜでしょうか?

Zenduraのシートの構成はインビザラインと逆です

B,インビザラインのシートの考察

インビザライン矯正のシート「スマートトラック」は

最初に1/9(11%)の水に溶けない層を咬合で穴をあけ

中の水に溶ける層に水を染み込ませます。

シートを溶かして高さを低くします。これが目的です。

インビザラインは、歯にかける力は強いです。
 これで厚さはナイトガードの1枚の1mmを圧接した0.75mmとほぼ同じ厚さの、上下で0.78mm!になります。


C,インビザラインのシートは最初に臼歯部の柔らかい層を

咬合で削り表層を22%を低くします。

逆にあまり削れない前歯部は高くなり顎の平衡バランスをつくります

D,Zenduraのシートの考察

ホワイトラインのシート(Zendura)は、最初の高さは1.2mm。

入れていくうちに表面を徐々に水で溶かして厚さを薄くします。これで咬合の厚さを減少させます。

 最初インビザラインより1.6倍高さがありますが、その分緩やかな力を持続的に歯にかけれます。力はインビザラインのの40%です。2つのシートを触って比べれば、硬さの違いがわかります。

ホワイトライン以外のシートの固い素材は高さが1.2mmから1.5mmで変わらないので、噛み合わせを上げてしまいます。

ホワイトラインは、咬合の慢性的な高さを防ぐために、7回コースは3.5か月以内で終わらせます

 

電顕像の色の違いを見てください。

普通のシートは固いので黒いです! 


 E,インビザラインのリベラリテーナーで使う素材と他社のマウスピースで使うシート素材の違い。

 色の違いを見てくださいインビザラインの長期使うリテーナーの素材は、高くならない用に柔らかい素材です。より歯を包み込んで安定させます。

 

 

F,台湾にも支店がある国内大手A社と

 アライナーシートを開発! 

柔らかい層を増やしシートを薄くしました!


 G,矯正の最後はリテーナーです。マウスピース矯正の厚いリテーナーは咬合を上げてしまうので良くありません。自宅はホワイトリテーナーにしてこれをメインにします。これを一生使います。

咬合を邪魔しません。前歯部は透明ワイヤーです

このタイプは「ホワイトラインテクノロジー」で作れます。

H,お出かけ用はリテーナーの表面の全面に穴を開けます。

これは消耗品です。

咬合を上げてしまうので咬合面はシートに穴を開けて覆いません。

リテーナーは一生付けます。今ハリウッドの40歳以上の女優さん達は、夜はアンチエイジングの為にリテーナーを毎晩付けています。3DS(ジェルコート等)やホワイトニング(米国は特に)も同時に行います。 


インビザラインのシートの分析です