8番の抜歯やSMAPなどの外科を希望する場合は、東京地区、埼玉地区、患者さんが通えるなら

「輪郭矯正OGSクリニック」をご紹介します。

通常大学は、ぺーぺーの新人に抜歯の訓練をさせる大学がほとんどですが、ここはベテランの院長の吉川秀明先生が自ら診療してくださいます。

矯正のことも熟知しています。

輪郭矯正OGCクリニック↓

マウスピース矯正では、ワイヤー矯正にくらべて

歯髄変色が起こることがあります。
今回そのメカニズムがわかりましたので解説します

①歯髄充血について(マウスピース矯正)

治療後、9か月後にシートZendura 使用で上顎左1番の歯髄が疼痛のあと壊死。抜髄、根管治療、根充 する(根治は自分の神経が自殺するため、大食細胞が多くなるために、3Mixの真菌剤メトロニダゾールが有効!)

②治療開始10か月後、上顎右の1番が変色。シートZenduraはやや色が回復。

③通常ワイヤー矯正では、歯冠が頬側に手を広げたようにフレアするために、反対側の歯根は骨内にとどまりますが、マウスピース矯正の場合、歯冠は下の方に回転して行き、その逆の歯根は頬側の皮質骨にあたってしまいます。それにぶつかった歯根が歯髄に影響を与えます。いわゆるラビット(うさぎ)Teethになります。CTで歯根の向きを確認する事が必須です。

(徳島大学歯学部矯正科の田中教授に教えていただきました)

④歯髄充血(開始から10か月後充血、2か月後回復、シートZenduraでは回復がみられました!)

⑤歯髄充血(開始後10か月後充血、5カ月後回復、シートZenduraでは回復がみられました!)Zenduraは三層構造で柔らかい素材のため、歯の後戻りが起きセーフに働きます。 

④インビザライン矯正のシート(Zenduraのシート)を参照

⑥E-Lineについて

E-Lineは鼻の先端とオトガイ部の突出した部分を結んだ線

⑦歯に張り付ける「ブラケット矯正」の場合の、プラーク(細菌)の染め出し状態です

実は、上下顎ともに5,6間にSIを打って歯を圧下させています。下顎は5番の歯の倒れこみを起こしています。

20分たって80%落とせました

拡大してSIを確認してみてください。上顎もあります

30分たって95%落とせました。これがコロナのウイルスならまだ5%残っています!

SIは、ワイヤーで一部結紮固定しています

丸2日たってすべて落ちました

コロナのウイルスに関してはマウスピース矯正の方が断然良いです。

ウィルスがついてもマウスピースを外せして水で洗えるからです。


SIは、ワイヤーをねじって絞って結紮することで力を加える事ができます。これにさらにゴムをかけます。

⑧Brの新しい形態「ほりまいBr」は穴あきBr。

無麻酔です。この30年間予後OKでした。形成は2分以内です。ワックスのバイトは必要ありません。保険で保管がつづく2年は装着します。

バイトはむしろない方が良いです。咬合を変えません!だから顎関節の症状を誘発させません。

縁上マージンにして、補綴のマージンではなく、自分の歯のマージンにして歯周病予防します。

續先生は「失P」でも縁上マージンで自分の歯のマージンにします!


⑨リング義歯を改良・開発しました。

A,自費(金)の場合の例

円状のクラスプの形をつくります。鉤歯3本で1本、2本の歯を支えます

装着感が素晴らしく良いです。これでないと入れれない!という患者さんが多いです!

リング義歯

B,保険(Pd)はクラスプの形を変えます

「切れている所」を作ります。

維持の関係上、自費と保険では設計が異なります。

⑩顎関節の話です


顎関節のシェーマ

この左の顎関節の動きが正常な動きの図です

⑪この左の図が顎関節の動く正常な軌跡です

顎関節に異常が起きた症例

⑫顎関節の動く軌跡です

精密CTで顎関節の形が把握できます

正常な顎関節(左)と異常な顎関節(右)です。

異常な顎関節の動きかた2パターンです。

顎関節のクリックの起こる場所です

顎関節の動きの解析です

顎節関節と骨との隙間

顎関節の動きの8つのパターンです。

⑬当院のインビザライン矯正の

患者さん6人のデータの動きからわかったことです

下顎後退症例では右側に下顎が引っ込んでいる

この6症例の平均は1.1㎜右が遠心にずれています!

⑭キャビテーションエロージョンについて

工業界(車界)では良くあることですが、人間の関節にもよく起こります

関節の急激な減圧により

キャビテーション(気泡)が発生し

面破壊(エロージョン)が起こります

顎関節では初期の段階で良く起こります!

キャビテーションの例①

キャビテーションの例②

キャビテーションの例③(無し)

 

キャビテーションの例④

顎の左右で茶色くなっている所がエロージョンを起こしている所です

⑮矯正の抜歯した歯は、歯列に入れれる所があれば有効利用します。

歯の骨との境の歯の組織のセメント質は骨から由来の細胞です。だから歯にセメント質があれば骨とくっつきます。 

骨からセメント芽細胞が生まれます

矯正で抜いた歯は冷凍保存できます。再生医療研究所↓

歯のセメント質は骨から生まれます

骨から歯のセメント質の細胞が生まれます

左は義歯にする場合、右はインプラントにする場合です

国立市開業の天才下地先生の本から抜粋です

右上の7番を左下に移植した症例①

右上7を下顎の左の7番に移植しました。保険で出来ます。

下顎の左の7番を分割して
①上顎の左の6番
②下顎の右の6番
に移植しました

移植手術自体は保険がききます。被せ物も保険がききます。
がこの場合のかぶせものは自費の金です。

この骨の増え方は革命です!

下顎の7番の遠心の根だけ骨にいれて、近心根は外に出して歯肉で覆いました。

人間の再生能力の凄まじさ!

外に出した歯の根にも骨が再生しました!

⑯矯正でやるシンチバックとは?

⑰ワイヤー矯正でワイヤーの形の種類をどう使い分けるのか?

 タイバック(結紮して後ろへ)ブラケット装着にワイヤーを固定することで固定元を6番や前歯部に増やします。固定しないで3番を動かすとボー(弓)イフェクトになります。もちろん4番抜歯で3番の移動時には太くて曲がりにくいワイヤーにします。 


 ボーイフェクト(弓状)

 固定しないで3番を動かすとボーイフェクトになります

だから、右のような特殊なワイヤーをいれて、イェクトを相殺するカウンター(逆の力)を使います。

4番抜歯の場合には「ボーイフェクト(弓)」を起こし歯列が「釣鐘状」になります

こ釣りがね状にならない様に、スタンダードワイヤーではなく、リトラクション用のワイヤーの形にしてて抵抗します

 インビザラインでは3番が近心傾斜していると前歯が圧下して開咬状態になる! 


インビザラインで3番の遠心傾斜では前歯の挺出が起こります。前歯が高くなり、臼歯部が低くなります(臼歯部の咬合に隙間があいて咬まなくなる)原因の1つです。アタッチメントを前歯に使っていると良く起こります


インビザライン矯正で臼歯部の圧下により臼歯部が離開するのは、インビザラインのシートの材料には厚みを薄くするテクノロジーがあるため2年以上インビザラインのシートを装着した場合です。 

(インビザライン矯正の付属装置の最後のシートの材料の話を参照↓)

他のマウスピース矯正の材料は厚みが大きいので3か月で早くも臼歯部が離開してくることが良くあります。注意が必要です。

3番4番5番6ガイドが上下左右とも崩壊!

 インビザラインでは奥歯の圧下や前歯の挺出で良く起こります


 S社のクリアコレクトで「アタッチメントの隙間」が無く、対策を怠ったためにボーイフェクト(臼歯の倒れこみ)が起こった症例です

クリアコレクトでは抜歯症例では良く起きます。注意が必要です 

4番抜歯の症例

⑲スペインで開発された、マウスピースとワイヤーを掛け合わせたハイブリッド矯正

 このまま3番を引けばたわみます(ボーイフェクト)弓状

私が作ったハイブリッド

S社のハイブリッド矯正の「Geniova」fromスペインです。マドリードに見学にいって講義を受けてきました。スペインのDr(教授)は日本まで来て講義してくださいました。

スペインで10年前からやっています。すでにスペインに5医院あります。

Drには「Nitiとはなに?」という質問が来ます。

   「nickel titanium」 と答えてください。

そうすればサイトに入れます。

このハイブリッドを私も作りました、それが最初の写真です
作り方はマドリードの現地の技工士さんに教えてもらいました。

興味がある方はご連絡ください。

このGeniovaをやったあとは、S社のクリアコレクトで仕上げします。

ワイヤーを使うので大幅に治療期間を短縮できます。

 下図の左をみてください。マウスピースは舌側でつながり、2,3間と5,6間は切れています。作戦でどこの間でも切れます。

⑳パノラマ写真の下顎骨をみれば骨密度がわかります

下顎骨を比べて見てください。

上のパノラマ写真は骨のある方。下は骨のない方

愛媛県の歯科医師会ではポスターを作っています。

余談です㉑

東池袋の手術室の床を緑にしました

 血の色と緑は反対の色なので、手術の目の疲れを少なくします


 

余談です㉒

下顎67のインプラント2本は浸麻含めて5分で埋入を終えます

(CTで骨を確認して手術しています。フラップはしません)

 上顎右は天然歯2,3番とインプラントの連結予後18年!

上顎左の2,3番の天然歯とインプラントの連結は3年経過

 上顎右のインプラントは骨がある所を狙って交差埋入しています。

身内の症例で
①ストローマン
②ノーベル
③ジマーインプラント(カルシテックインプラント)
を同時に埋入したことが 何度もあります。

①のストローマンのインプラントが圧倒的にP(歯周病)に強いです。
インプラントとコア(アバットメント)とのつなぎ目が、完璧な機械研磨だからです。

スイスのバーゼルの工場を見学に行きました。この工場では個室で、これ一個一個顕微鏡で完璧か?どうか?確認していました。

余談㉓

 サイナスリフトとべニアグラトとソケットリフトもやります。 

増骨は人口のカルシタイト(アパタイトα)とカルシテックの同じ材料の組み合わせです。結合が緩くてもくっつきます。

ですがP(歯周病)に弱いです。

余談㉔ 

余談㉕

余談㉖

㉗この写真の中に、ジルコニアで補綴した歯があります。

それぞれどの歯でしょうか?

一本とは限りません!①から⑤

歯髄変色時は回復に務めます。採算は度外視です。

もしもの時は腕の良い技工所を抑えておきます。
 「芸能人」や「ここぞという時」はリープ・セラミック・アーツの伊藤竜馬氏に30年前から依頼しています。

ここはまさに「アート」な仕事をします!

回答は伊藤氏のホームページ(臨床例)↓