④・小児歯科 | 頭蓋の骨格から直す小児矯正です！

インビザライン矯正・マウスピース矯正・小児矯正・糀谷・大田区・東京

マウスピース矯正の基礎となる

④・小児矯正を紹介します

これで治療が完了しない場合は、18歳以降にインビザライン矯正を
「子供が自分で働いて、子供が自ら費用を出して」
矯正する事をお勧めします。

親の責任は１８歳迄です。

小児矯正の治療終了後、１８歳までは、ワイヤー矯正はやりません。
この年齢は歯根が未完成で、ワイヤー矯正のために
歯根吸収を起こしてしまうからです。

ただし、「いじめられるような歯並び」「緊急の治療を要する歯並び」は
このマイナス面をよく親と相談して治療します。

30年以上の臨床経験から・小児矯正は９歳までに

顎を拡大すればほとんどの症例は治ります！

（小児は個人差あります）

３４年前（１９９１年）に「神奈川歯科大学の佐藤貞雄教授により
顎の成長のメカニズムが紹介されました。それによると、、、。

「不正咬合へのアプローチ」神奈川大学歯学部・名誉教授・佐藤貞雄

蝶形篩骨軟骨結合は

生後７～８年まで癒合しません。

だから９歳までが拡大する時期です

（個人差あります）

蝶形後頭軟骨結合は１８歳から２０歳まで軟骨結合するまで続きます。

成人矯正はこれ以降が良いです。
早期にワイヤー矯正すれば歯根吸収を起こします。

蝶形骨後頭骨結合（１８歳～２０歳に結合完了）

正中口蓋縫合線は20歳前半まで

開くことがあります。

（個人差大きい）

キシリトールガムを矢印の所に1日中口蓋につけます。
そうすれば正しい舌の位置になります。
ガムは３個までにしてください。
４個以上噛むと消化されないので下痢！します。

顎を先に「急速拡大装置」で正常な大きさにすれば歯が正常に並びます！

小児矯正の拡大は出来れば骨が癒合する９歳まで（個人差あり）に終えます。
急速拡大装置で治します。

2週間で急速に拡大して

正中口蓋縫合線を開きます。

上顎は、１日２回９０度回すことにより、２週間で急速に拡大します。

口蓋が開くだけで

臼歯部の歯はフレアーしません。

これが急速に拡大する目的です
そして、6か月～２年間そのまま放置して開いた所
（正中口蓋法線）に骨が出来るのを待ちます。

日本のほとんどが庄拡大、アメリカのほとんどは急速拡大です。

上顎が庄拡大の場合は、４か月ほどかけてゆっくりと拡大するために、
歯が倒れこんで「歯軸がハの字になるフレアー」を起こします。

歯根が完成する前に歯を動かすと

歯根吸収を起こします。

だからこの時期はワイヤー矯正はしません。
これ以上に歯並びを直したい場合は、
骨がかたまる1８歳～２０歳以降でインビザラインをやります。

下顎は４日に１回９０度回し

ゆっくりと４か月かけて拡大します。

下顎は、4日に１回の回転で４か月ほど回します。

急速拡大装置は

①上顎はストッパー有り

②下顎はストッパー無し

ストッパー無しの下顎の装置は気を付けないと、
抜けてしまいます。

気を付けてください。

上顎は１日２回・2週間回します。

（１回目回してから、６時間以上の時間をあけて２回目回す）

下顎は４日に１回・４か月間回します

上下顎は６－６の舌側の間を

最低36mmになるように拡大します。

当院の３００名の平均は38，５ｍｍです

子供によって回数（日数）は異なります

上顎を広げると中顔面は立体的に広がります。
鼻が立体的に広く高くなり空気を吸いやすくなります

鼻呼吸を促進します。

イケメン・美人になります！

拡大すると前歯が遠心にひっこみます！

歯列は広くなり、広角の黒い部分が消えてハリウッドスマイルに！

拡大することで口角が広がり、口の角の黒い部分がないため
表情が明るくなります！最高の笑顔になります。

ジュリア・ロバーツは日本に「デンタルフロス」を広めた最大の功労者です！

口呼吸は直接ウィルスを体に取り込んでしまいます。

だから鼻呼吸を促進して

上顔面を発達させます。

鼻は７０％のフィルターです。

ウイルスを除去します！

「24歳女性」は正中口蓋縫合線が癒合しています。

癒合しないのは通常は１８歳～20歳までです。
個人差があります。必ずCTで確認します

1４歳・女性の歯根の状態です

歯にバンドを入れるために
金属の0.51の

①ミディアム

②ロング

③エキストラロング

を一週間つけます。

取れても飲み込んでも大丈夫！
欧米開発されて以来、30年間無事故です！
痛くありません！

「ゴム製のセパレーター」の方はよく取れてきます。
金属製の方が確実です。

除去は決して痛くしないように

気をつけます

掛け方と取り方は練習が必要です！

飲み込んでもこの３０年無事故です！

フックの注文先は、TPオーソデンタルの
「セルフロッキングセパレーションスプリング」
のワイヤーサイズ０．５１ｍｍ（、０２０）の

❶ミディアム
❷ロング
❸エキストラロング

です。

TPオーソ「セルフ・ロッキング・セパレーション・スプリング」

バンドの選び方

６番に入れるバンドは上下左右の４部位で
4箱に分かれているバンドSETが使いやすいです。

購入先は「バルビゾン」です

バルビゾン

最初一番の標準の36を試します。

次に２つ上の37を試します

37で大きければ36.5にもどり決定です

バンドはぴったりのサイズを付けます。

ゆるいと脱離します。よく取れてくるようなら即再製します。
この商品は「歯に衝撃があると脱離してくる」ちょうどよい硬さの接着剤です。
水分があっても通常と同じくバンドと歯を接着します

この接着剤は、子供が予測不能な動きをした時に
バンドが外れてくるような硬さで作られています。

だから子供の歯に安全です！

GCオルソリー（Glass Bond）

マウスピースで小児の歯並びも直せます

例）T4Kの❷のタンタグは最初の６か月です。後は切ります。
このままでは、口蓋に舌をつける正常咬合になりません！
よく切るのを忘れます。
T4Kは小さいのと柔らかいので、
通常３歳から8歳までが適用です。
T4Kは適応が限られます。

「T4K」より「プレオルソ」の方が熱で拡大できるので、
こちらの方が成長とともに使えます。

またちゃんと使用したか？

わかるように装置の色が変わってきます！

通常の小児矯正は拡大終了後

「プレオルソ」を使います。

良く治ります！

プレオルソ↓

プレオルソ

プレオルソは熱すれば

大きさを変えられます！

反対咬合には「ムーシールド」

３歳から6歳に装着できれば良く治ります

これを開発した調布開業の「柳澤宗光」

(やなぎさわむねみつ）

先生は

今は歯医者をやめて牧師さんをやっています！

この「ムーシールド」の記事が新聞に載ったときは５００件以上電話の問い合わせがあったそうです。アメリカで柳澤先生が講演会をやったときは、世界中から著名な矯正医が講演会を受けに来ました！

ムーシールド↓

JMオルソ「ムーシールド」

反対咬合の為のムーシールドの原理

（大阪矯正歯科グループのホームページからの図）

ムーシールド自体が歯や顎に力を加えるわけではありません。
次の３つのことが起こり効果を発揮します。

❶ムーシールドを装着すると、上筋肉で押すようになります。子

供が寝ているときに口を開けてしまのイラストのように舌が上方に位置せざるを得なくなり、上顎を舌で内側から押すようになります。
人の舌の力は、かなり自然で持続的な大きな力です。

❷外側のシールドが上唇の余分な力を排除します。
そもそも上唇の力が強いとその力で上顎前歯が引っ込んでしまいます。
そしてこれをブロックしたあとに、上顎に対して力が内側のみからかかるようになります。

❸起きている間、口を必ず必ず閉じさせます。
会話はできません。
口を閉じると顎に梅干し状になるぐらい下顎に力がかかります。
それで反対咬合になった下顎をうのは、仕方ありません。

ムーシールドの使用方法

ムーシールドを装着した状態ですと会話がしづらいため、
基本的には就寝時に使用します。
昼間に１時間だけ口を閉じて自宅で装着します。

ただ、家でも治療の効果は装置の装着時間に依存しますので、
極力長い時間装着した方が効果が出やすいです。

ムーシールドを使用している間に、痛みなどのトラブルは出ませんので
小さなお子様でも安心してご使用いただけます。

出来るだけ早く使用した方が効果がでます。
３歳からできますが、「口に入れる事が出来る」のが条件です。

ＪＭオルソ大阪矯正歯科グループ